ギヴィン・イット・バック レビュー等

IMC

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商品情報
発売日::1998-02-21
メーカー::ソニーレコード
レーベル::ソニーレコード
アーティスト::アイズレー・ブラザーズ
商品説明
収録曲
DISC1
1 オハイオ~マシンガン
2 ファイアー・アンド・レイン
3 レイ・レイディ・レイ
4 スピル・ザ・ワイン
5 ナッシング・トゥ・ドゥ・バット・トゥデイ
6 コールド・ボローネ
7 ラヴ・ザ・ワン・ユーアー・ウィズ

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商品レビュー
投稿日:2006-08-14
『魂(ソウル)の篭ったロックアルバム』
全曲カバー曲でまとめられたIsley Brothersの"Givin' It Back"というアルバム。カバーのみで構築されていると聞くと、少し見劣りがしそうなものだけれど、このアルバムは完全にIsley Brothersの色が前面に出ているし、全ての曲がオリジナルのアーティストを超える位の素晴らしい出来栄え。 また、選曲も当時ベトナム戦争で暗澹としたアメリカ社会を批判するような、メッセージ性の強い曲で固められている。 このアルバムが彼らの他のアルバムと少し異色な気がするのは、カバーのみで制作されたという事以外にも幾つか理由がある。これも当時の音楽業界の白人と黒人のクロスオーバーという気運によって、意図的にそうしたのかもしれないのだけれど、白人アーティストの曲を中心とした、ロック色の強い作品のカバーで占められている。 それでいて、彼らの持ち味であるブラックのノリを決して消さないような、アレンジを施している。また、このアルバムのジャケットにあるアコースティックギターを3人で構えた姿も、こうしたロックという音楽に臨む彼らなりの意図的な思惑により作られたと思う。 僕は、実はこのアルバムを彼らのアルバムの中で1番最初に聴いたのだけれど、1曲目"Ohio/Machine Gun"の強烈さに腰が抜けるほど驚いた。Ron Isleyの迫り来るような気迫に満ちた歌声と、曲全体に満ちた今にも弾け飛びそうな緊張感。そして、ブラックミュージシャンならではの、ドス黒い混沌に満ちたロックテイスト。 未だに、この曲を聴くとそういったショックが蘇ってくる。紛れも無く、このアルバムは彼らの発表した作品の中でも、目立って秀逸なアルバムだと思う。 僕もThe Isley Brothersの作品でこの異色なアルバムが1番好きだ。